10年で解約返戻率100%を超えるドル建て終身保険(法人活用編)
ここでは人気のある「10年短期払いのドル建て終身保険」の活用方法について解説します。
さらに効果的で具体的な使い方に関しては、メンバー専用記事で解説しています。読みたい方はお問い合わせください。
目次
短期払い米ドル建て終身保険(10年払い)
一生分の生涯保険料を10年間の短期間で、すべて払ってしまうという、一生涯の保障を備える「米ドル建ての終身保険」です(正式名称は低解約返戻金型ドル終身保険)。日本円と比べて金利水準の高い米ドルで運用して、さらに保険料払込期間中の保障内容と解約返戻金を低く抑えることで、一般的な生命保険よりも割安な保険料で一生涯の死亡保障と、保険料払込後の高い解約返戻率を目指した保険商品です。
■ 死亡や高度障害状態を一生涯保障する
■ 一生涯保障の全保険料を10年間だけで払ってしまう
■ 日本円と比べて金利水準の高い米ドルで運用
■ 保険料払込期間中は、死亡・高度障害状態の保障を抑えて、解約返戻率も抑えることで保険料を割安に。
■ 10年間の保険料払い込み後は解約返戻率が一気に高くなる(71%➡105%)
■ 保険加入のための健康診断は無し。診査は簡単な告知のみ
■ 保険金や解約払戻金の受け取りは「円」か「米ドル」を選べる
■ 保険料の支払いにクレジットカードが使える(保険料に上限あり)
■ 会わずに郵送だけで契約することが可能
(30年短期払いのイメージ例)
金利の高い「米ドル』で運用して、資産を増やす
「米ドル建て保険」は低金利の円建ての貯蓄型保険に代わる商品として人気が出ている保険商品です。
ドル建て保険の魅力は予定利率(積立利率)が高いところです。日本よりも予定利率の高い国の通貨で運用することで、円建ての保険よりも魅力的な解約返戻率を出すことができます。加えて、予定利率が高い保険は保険料が安くなります。
ただし、提示されている予定利率は外貨建て表示なので、為替の変動次第では、日本円から見れば、さらに高い利回りになったり、低い利回りになったりします。
分散投資によるメリット
安定した資産保全を目的とする場合の手法に「分散投資」というのがあります。多くの日本企業にみられる傾向ですが、ほとんどの収入基盤と資産を「日本円』建てで持っています。
しかしそうではなく、せめて資産だけでも「安定した外貨(米ドル)に通貨分散しておくことで、将来、日本国や日本円に何かあった時のダメージを分散することができます。
為替の変動で保険料が高くなったり安くなったりする
米ドル建ての保険料は、円換算で考えると、為替レートの影響で保険料が上下に変動します。
たとえば、保険料が毎月1,000ドルの場合、1ドル=100円のときの円建て保険料は100,000円になります。
しかし、円安が進んで、1ドル=110円になったら、保険料は110,000円に上がります。
逆に円高が進んで1ドル=90円になったら、保険料は90,000円に下がります。
このように為替レートによって保険料が高くなったり、安くなったりすることがあるのが外貨建て商品の宿命です。
何よりも大きな低解約返戻金型ドル建て終身保険の特長
このように、特徴がある生命保険ですが、その中でも非常にメリットが大きいと思われる低解約返戻金型ドル終身保険の特長は下記の2つです。
10年短期払いの場合、10年後の解約返戻率はほぼ100%を超える
低解約型ドル終身保険は、解約した場合の解約返戻金を、保険料を払っている期間の10年間の解約返戻率は低くなっています。10年払いの場合、保険料を払っている時の解約返戻率(9年目)は約70%程度になっています。
10年間の保険料の払い込み期間が終了すると、解約返戻率は急激に上がって、現金で100%以上(払った保険料より解約返戻金が多い状態)になります。
10年間の保険料を払い終わった後も、保険料の払い込みをしなくても一生涯の死亡保障が付き、現金(解約返戻金)は毎年上がり続けていきます。
10年間の保険料払込みが終われば、そこで払った保険料以上が現金で戻ってくるという、貯童性と保障のバランスが取れた保険なのです。
「短期払いドル建て終身保険」の特別な使い方については、「メンバー専用記事」で紹介しています。
外貨を得るための為替手数料が安い
個人的に外貨を保有しようとして、現金で外貨購入をする場合、米ドルだと銀行での為替手数料が片道で3円取られます。
現金で外貨を手にするための取引コストである為替手数料は、非常に高くなっています。
しかし、外貨建て保険を使って外貨を保有すると、為替手数料は格安にできます。
保険会社によって若干の差はありますが、私たちがおすすめしている外貨建て保険の場合、ドル⇆円の為替手数料が、わずか0.01円(1銭)だけです。
銀行で外貨を購入する場合の為替手数料(3円)と比較して300分の1の手数料しかかからないのです。
ですので、外貨保有の手段として生命保険を活用することのメリットは非常に大きいのです。
払い込みを終えたドル建て終身保険を個人に売却すると、個人のドル資産が安い為替レートで確保できることになります。
保険料のクレジットカード払いができる
クレジットカードを使えば、クレジットカードのポイントがつきます。そのカードポイントは飛行機のマイレージや楽天ポイントなどに交換することができます。
もしクレジットカードポイント還元率が1%なら、保険料が1%安くなったことと同じになります。
保険料の払い込み期間が10年以上にもなると、累計保険料は高額になります。それをクレジットカードで払えることで大量のポイントを獲得できることになります。
そしてもし、クレジットカードポイントを飛行機のマイレージに交換すると、うまく換えることができれば、クレジットカード1ポイントが最大で約16円の価値を生むこともできて、クレジットカードで保険料を払えることが大きなメリットに変貌します。
■ 毎月10万円の保険料を10年間続けた場合
(100円の利用で1ポイントがつくレジットカードの一般的なケース)
1,000ポイント(1回の保料分)×120回(10年分)=120,000ポイント。
120,000ポイントをマイレージに換えると12万マイル
12万マイルでJALのファイストクラスに乗ってフランス/パリと日本の往復ができます。
このファーストクラスの料金は約250万円です。
10年間で合計1200万円の保険料を払うと、解約返戻率は約100%を超えて、加えてファーストクラスの往復チケット(約250万円)のおまけが付いてくるのと同じで、非常にお得です。
クレジットヒストリーを積むことができる
クレジットカードを使って保険料をしっかり払い続けていくと、クレジットヒストリー(=信用)を積むことができます。
クレジットヒストリーとは、過去にクレジットカードやローンを利用した際に、支払いが遅滞なく行われたかどうかといった情報の履歴です。良好なクレジットヒストリーが積み上がっていると、様々なローンを組むときに信用評価が高まり、金利や限度額で有利になります。
保険料の支払いをクレジットカードで行っていくことで、何なく信用を積み上げていくことができます。
短期払い米ドル建終身保険のまとめ
貯蓄と保障を兼ね備えて、しかも通貨分散までできてしまう「短期払い米ドル建終身保険」は、使い方によっては非常に有利になる生命保険です。
メンバー専用記事で案内をしていますが、「短期払い米ドル建終身保険」を法人契約にすることで、さらに効果的な使い方ができます。生命保険というのは金融商品的な使い方で提案をしてはいけないと金融庁から指導があるため、ウェブサイト上では詳細を伝えることはできません。しかし、対面でお会いして経営状況をお聞かせいただければ、最適な保険活用提案をさせていただけると思います。
会社経営における生命保険の活用
保険業法による規制により、保険代理店による生命保険の販売は、保障を目的として案内をすることだけで制限されており、損金性や金融商品的な提案をすることは禁じられています。そのため、「法人保険ナビ」でも提案や表現に制限があり、その許された狭い範囲の中で表現を行っています。そのため、私たちが伝えたいことを正しくわかりやすく伝えられていない部分が多く発生しているかもしれません。
そのため、効果がある本物の保険提案は、実際にお会いして経営課題をお話いただく中で提案させていただきたいのです。お会いして提案させていただく機会をいただければ、経営において非常に効果的な保険活用方法をご案内することができると自負しています。税理士や金融機関から今まで聞いたことがない本物の保険提案を味わってほしいと願っています。
また、法人保険ナビでは、既契約のお客様やメンバー様向けに、さらに具体的な生命保険の活用方法や、オーナー経営者にメリットがあるための経営ノウハウが分かりやすく書かれているメンバー専用記事を用意しています。
直接お会いして保険導入をご検討いただいている新しいお客様や、オンライン相談をさせていただいている新しいお客様にも、期間限定で開放してお読みいただけるようにもできますので、メンバー専用記事をお読みになりたい方は、ご相談の中でご用命くださいますよう、よろしくお願いします。
有難いことに、私たちは創業から20年で、お取り引きいただいているお客様企業数は日本全国で3000社を超えました。北海道から沖縄まで拡がっています。
私たちは生命保険の提案だけにとどまらず、オーナー社長にとってメリットがある様々な提案を、公平な視点で、幅広くアドバイスをさせていただいております。
また、実際の保険導入で現在の顧問税理士先生に保険活用をご理解、ご納得をいただけないような場合には、私たちの保険提案手法や税制を正しく理解し、保険の導入から税務調査対応まで、しっかりサポートできる優秀な会計事務所を無料でご紹介することもできますので、保険の導入において顧問税理士のご理解が難しくてお困りの場合などは、こちらのサポートも併せてお任せください。