古くからある地方のお菓子をバズらせた実績【SNSマーケティング】
飲食店や商品、サービスを展開する企業にとって、SNSマーケティング効果がどれだけ大きいのかを事例をもって紹介していきます。
目次
SNSマーケティング効果の事例 ①
ある日、有名なインフルエンサー(フォローワー 27万人)が、目新しくない昭和6年からある歴史のある和菓子をTikTokやInstagramのSNS動画で紹介したところ、日本全体ですごい反響となりました。
紹介された和菓子はこれになります。もなかの中に水飴が入っている食べ物で、食べるときに中身の飴がびよ~んと伸びるのが特徴的です。
この「飴もなか」は特に新しく発売されて商品ではなく、古くからずっとある地方の和菓子でしたが、そんな普通な商品でも、有名インフルエンサーが「飴もなか」の特徴をわかりやすくSNS上の動画で紹介すると、あっという間に日本全国で「飴もなか」が注目されるようになり、その結果、日本全国の売り場すべてで売り切れになって買えなくなりました。
有名インフルエンサーが飴もなかを紹介した動画がこれになります。この動画が再生された回数は、なんと190万回を超えました(2024年11月現在)。
下記の画像をクリックすると、そのバズった動画を見ることができます。
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動画をアップしたインフルエンサーのもとには、「この飴もなかはどこで買えるんですか?」と、日本全国はもちろんのこと、海外からも毎日のように問い合わせのメッセージが殺到しました。こうして異常な人気となり、日本市場から飴もなかの商品が消えて無くなりました…。
メルカリやAMAZONではプレミアが付いた価格で売られるようになった
そのうち、メルカリで飴もなかを転売する人たちが現れました。
製造元での正規販売価格は5個入りで573円ですが、メルカリでは1850円で売られています(2024年11月)。約3倍の値段が付いて売られています。市場では買えないので、どうしても欲しい人は3倍の値段でも購入するのでしょう。
同様にアマゾンでも売られています。製造元での正規販売価格は10個1146円ですが、アマゾンでは3109円で売られています(2024年11月)。これも約3倍の値段が付いて売られています。プレミアム価格が付いて転売されるほど人気が出てしまいました。
SNS動画の販売促進効果がどれだけ大きいのか計り知れる結果となりました。
日本だけでなく海外でも爆発的な人気に…
有名インフルエンサー同士は同じ能力を持つ横のつながりが強く、世界中の有名インフルエンサーは友達としてつながっていることが多いです。簡単につながることができるという言い方もできます。
飴もなかの動画が日本でバズったので、日本のインフルエンサーはこの動画が日本でバズったことを韓国の有名インフルエンサー(Muk Sna)に教えました。有名インフルエンサーはバズった動画と同じものをアップしたら自分の動画もバズることをわかっていますので、許可をもらって同じような動画を作成します。
その韓国の有名インフルエンサーは、韓国の人口が約5000万人だけしかいないのに、Muk SnaさんのTikTokのフォローワー数はなんと1650万人!と異常なほどに多く、超有名で人気のインフルエンサーです。
そうして Muk Snaさんは、日本のインフルエンサーからもらった情報を参考にして、同じ内容の動画をSNS上にアップしました。インフルエンサー同士が作品を紹介し合った、「飴もなか」のコラボ動画がこちらです。
この動画の再生回数は、なんと373万回にもなっています(2024年11月現在)。
韓国でもバズりまくった!
こうして日本の「飴もなか」の動画は韓国でもバズり、Muk Snaさんのもとにも、「この商品はどうやって購入したらいいんですか?」と、韓国内だけでなく、タイやマレーシアなどの海外からも問い合わせが殺到するほどになりました。
Muk Snaさんが動画で発信したことにより、韓国の有名インフルエンサーたちが次々と「飴もなか」を動画で紹介するようになり、飴もなかという商品のユニークさは、韓国でも大きく拡散していきました。日本以外の海外でも昔からある商品の「飴もなか」が人気化できるということがわかりました。
その後の韓国での展開は…
その後、韓国でも同じようなことが起きました。韓国のアマゾンのようなECサイトであるcoupangで、「飴もなか」がプレミアムが付いた価格(日本の5倍の値段)で売られるようになりました。
この韓国での現象をみると、他の国でも同じように「飴もなか」をバズらせることができることが想像できます。
SNSマーケティングは販売の強力なツールとなる
過去において、商品の宣伝や店舗への集客の主役は、テレビや雑誌のメディアでした。しかし現代においては、それらの役割はSNSに取って代わられてきています。SNS動画がバズってから、テレビや雑誌が後から取り上るような、逆の順番にもなってきています。
飲食店の集客や、商品の販売において、SNS動画を活用するマーケティング戦略が重要となっています。宣伝にはなりますが、インフォランスグループではファイブスター株式会社が企業のSNSマーケティング戦略の支援業務ををしています。
この「飴もなか」を最初にSNS発信したメガインフルエンサーはファイブスターに所属しています。商品の拡販をしていきたい場合や、飲食店の集客を増やしたい場合、催事やイベントの集客を増やしたい場合などに、SNSマーケティングを活用してサポートしていけます。また、売り上げアップのためや、集客を増やすための商品開発やメニュー開発もクライアント企業とコラボして行っています。まずはお気軽にご相談ください。